前回までで、立体地図のサーフェイス(面)データ化はできていたが、3Dプリンタで出力するためのソリッド化が上手くできないで、もう1か月近くももがいている。
はっきとノウハウが確立したとは言えないがなんとかできそうなので手順をメモっておく。
基盤地図情報閲覧コンバートソフト
今回は長野県諏訪地域をデータ化してみた。10mメッシュでもかなり広範囲の大容量データだ。
ExcelのVBAでデータを変換する。この部分でかなり苦労した。
VBA行っている処理はおおまかに以下のとおり
- xyzファイルを1行づつ読み込み、ID番号を削除、X,Y座標を入れ替え
- データを20分の一に間引く
- X、Y、Z方向それぞれの最小値と最大値を求め、地形面から下部方向へ点群データを生成(下方向へ延ばす)
- 底面の座標をフラットに生成
直方体の上部に地形面のある、地形を長方形で切り取るようなイメージの「点群データ」を書き出す。(時間がかかる…)
Rapidform XOM を起動し、スキャンモードに入り ツール > スキャンツール > メッシュ化合成
データが変換されたら スキャンデータを右クリック > 出力
STLファイルとして書き出し
とりあえずエラー箇所がなくなったら、実際のイメージと合わせるために標高のデータ(Z値)を2~3倍程度に拡大
さてさて出力結果は・・・