3D Catch から MeshMixer で土偶モデル

3D Catch から MeshMixer で土偶モデル

先日、尖石縄文考古館で撮影した土偶「仮面の女神」が3Dプリント時にどうしてもサポート部(材)が必要になる。
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底部をフラットにする工程も含めて「MeshMixer」で行うことができるのでまとめておこう。

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3DCatchで書き出したOBJファイルをMeshMixerでインポートしてまずは穴などをリペアする。

底部(足裏)がフラットではないので、まずはここを平らにする。 Edit -> Plane Cut を選択。カット面を合わせる。

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見事に真平ら!!!

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サポート材を付加するために造形面を変更する。(ここの使い方がいまいち・・・)

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Analysis -> Overhangs を選択。サポートが必要な部分が赤く表示される。

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とりあえず値はそのままで・・・Support All Overhangs をクリック ・・・おお!サポート部が立ち上がった!!

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なんか、細かい設定もあるようだが、とりあえずこれをSTLで書き出して造形してみようか。

約5時間後に完成。体長やく145mm。材料は約45g使用(約540円)
ちゃんとサポート部も立ち上がっているが、脚の間から伸びたサポート部と足が癒着しちゃってる・・・

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で、サポート部やラフトを取り除くと・・・

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サポート部の細かい設定をすればもっと効率的に出来るだろう。でも MeshMixer 素晴らしい!!!