標高データを使用した立体地図の3Dプリントの手法はほぼ確立できた。が、造形物の性格上大きなものになりそれにつれて材料代も嵩んでしまう・・・
なんとか、安価な方法でできないものかと考えた。今までは地形を四角く切り取ったような形を制作していたが、標高面のみ1枚のものが作れないかと試作した。これなら材料代は半分以下で済む。
手順はいつもの通りMeshMixerでエクストルーダで厚みをいろいろ変えてみる。もちろん薄いほうがいいのだが2mm位が限界か・・・
4方向をプレーンカットしてフラットにしておかないと、エラーとなって厚みづけができない場合が多い。
箱根と八ヶ岳(はがきサイズ)、富士山などを作成してみた。
↑ 箱根 厚みは2.5mmくらいだがしっかりしている。41g(123円) 造形時間は4時間41分。比高は2倍。
はがきサイズ八ヶ岳 造形中・・・何種類かやってみたが、厚みは1.5mmで中を埋める設定にするといいかも・・・
ただしソリッドモデルでのエラーはないものの、Gコードに変換すると穴が開く箇所ができてしまう。
材料PLAは約30g(90円)造形時間は約4時間となった。ちゃなみに比高は1.7倍。
100mm×100mmの大きさの富士山。材料PLA15.7g(47円) 造形時間は1時間48分。このサイズだと比高が2倍だと不自然な感じなので1.5倍にしてみた。電気代を入れても70円くらいかな・・・